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↑1944年6月、ノルマンディー方面へ出撃した第503重戦車大隊第1中 隊のTiger II初期型。この後カーン〜ティリー地区で戦闘を開始する |
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ティーガーI型の開発時に計画のみで実現されなかった71口径8.8cm砲塔載型を実現したもの。開発命令は1943年1月に出され、モックアップが同年10月20日に完成。砲塔はポルシェが開発しヴェクマンが製造したもの(VK4502〜180(P)[ヘンシェル案に対抗するものでポルシェ得意のガソリンエンジン+電気駆動方式の車輌]の砲塔)が使用される予定であったが反跳誘致を起こす可能性から最初の50輛のみに採用され残りはヘンシェル製砲塔となっている。車体はV号戦車系列の略同型で計画中のV号II型戦車と部品共用化が計られていた。配備は1944年2〜5月に訓練部隊になされ、実戦部隊には1944年6月に配備された。5輛以外(1945年3月にフェルトヘルンハレ師団に配備)全て、陸軍及びSSの独立重戦車大隊のみに配備され1944年1月〜1945年3月の間に489輛が製造されている。 2004年2月8日追記 ●ティーガーIIの生産はヘンシェル&ゾーン有限責任会社カッセル・ミッテルフェルト工場にて 1943年11月に生産原型1両、12月に2両。生産型は最初の3両が1944年1月に生産着手。 ●当初の生産予定は月産100両であったが車体番号280001〜280489の489両に終わって いる(他に原型3両)。 ●ヘンシェル&ゾーン有限責任会社カッセル・ミッテルフェルト工場では1943年11月〜1945 年3月までに総数940両を供給予定。生産原型と指揮型を含み生産目標数659両、領収 検査済車輌492両及び供給実数475両(通常型442両、指揮型20両、再生型13両)であった。 ●一般に言われる”ポルシェ砲塔”(クルップ社製)は1943年11月〜1944年5月までに生産さ れた試作車と初期の50両に搭載、1944年5月以降はクルップ・ヴェクマン社の砲塔(ヘン シェル砲塔とも言われる)が搭載された。 ●主砲の88mm戦車砲は初期型はナスホルンやエレファント、ヤクトパンターと同じ43/2型 (単肉砲身)で後期型はヤクトパンターの後期型と同じ43/3型(複数パーツ化された砲身)。 ●主砲88mm戦車砲は固定型運動エネルギー弾(KE弾)の39/40型弾道安定仮帽付被帽徹 甲弾(APCBCT)、40/43型高速徹甲弾(タングステン合金弾芯収納、曳光剤付=HVAP− T)、43型榴弾(HE-T)及び化学エネルギー弾(CE弾)である39/43HL型対戦車榴弾(HEAT -T)の発射が可能。 ●単純威力換算ではあるが、40/43型高速徹甲弾はソ連のJS2の砲塔前面装甲(160mm)を 2300mの距離から貫通可能。反対にソ連JS2の主砲D25T型46.3口径122mm戦車砲は BR471B型徹甲榴弾を使用した場合1800mまで接近しないとティーガーIIの砲塔”側面”を 貫通出来ない。 ●砲弾数は車体主砲収納架に64発、砲塔主砲弾収納架に22発の合計86発(初期のポルシェ 砲塔は車体主砲収納架に68発、砲塔主砲弾収納架に18発の合計84発)であり徹甲弾と榴 弾の比率は各50%であった。 ●ガソリンは通常74オクタン価を860リットルで満載状態。この場合120〜170km走行。 |
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重 量:68t(69.7tの資料有り) | |||
乗 員:5名 | |||
武 装:8.8cmKwK43 L/71×1、7.92mm MG34×2 | |||
装 甲:砲塔前面180mm(150mmの資料有)〜一部上面25mm | |||
エンジン: Maybach HL230P30 (V型12気筒 排気量23.095P 700HP/3000rpm) | |||
速 度:35km/h(37.8km/h、41.5km/hの資料有り) | |||
航続距離:170km | |||
無 線:FuG5 | |||
寸 法:全長10300mm×全幅3760mm×高さ3080mm(7388×3810×3127の資料有) | |||
備 考:製造はHenschel | |||
↑最初にTiger IIを受領した第503重戦車大隊の閲兵式 ↑8.8cm43式71口径戦車砲付き指揮戦車(星型アンテナ装備) |
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