日本軍の兵器


軽機関銃

十一年式6.5mm軽機関銃

大正4年より開発が進められ、同11年に公示された軽機関銃。特徴は弾倉と給弾装置にあり、銃の片側に貯弾庫を設け、これに歩兵銃用の弾を5発挿した弾装を6個装填しこれを銃の自動運動により装填する方法であった。本銃は配備を急ぐ為に制式化される前から生産されたが、特殊な装填装置が仇となりデリケートな故障・事故の多い銃となった。また、7.7mm弾を使用する試作型も製作されたが生産には至っていない。
口   径:6.5mm
全   長:1100mm(1105mmの資料有り)
銃 身 長:433mm
重   量:10.3s(10.2sの資料有り)
射   程:約3700m(3000mの資料有り)
初   速:736m/sec(762m/secの資料有り)
発射速度:500発/min
弾   薬:三八式小銃実包30発


九六式6.5mm軽機関銃

十一年式6.5mm軽機関銃に変わる軽機関銃として製作。競争試作とされ、東京瓦斯電気(現 日立)・陸軍造兵所・中央工業南部製造所(現 新中央工業)・日本特殊鋼合資会社(現 日特金)に試作が命じられた。徹底した簡易化と扱いやすさが求められ試作品を検討の結果、中央工業南部製造所が選ばれた。昭和11年に制式採用された本銃は一部でチェコのZB26の模倣と言われている(参考にした面は多々あると思われる)が銃腔のクロームメッキ(世界初)や弾装の形態など各部で異なっていた。
口   径:6.5mm
全   長:1048mm(1070mmの資料有り)
銃 身 長:550mm
重   量:8.7s(9sの資料有り)
射   程:約3500m(3000mの資料有り)
初   速:735m/sec
発射速度:550発/min
弾  薬:三八式小銃実包30発


九九式軽機関銃

支那事変の経験より6.5mm実包は威力も小さく、重機関銃との弾薬融通性も欠いていたため、これを修正し九二式実包の使用と小銃との弾薬共通性を持たせることを目的とし開発された軽機関銃。昭和13年6月に試作完成、昭和14年に制式採用された。
口 径:7.7mm
全 長:1185mm(1190mmの資料有り)
銃身長:550mm
重 量:9.9s(11.4sの資料有り)
射 程:約3500m(3000mの資料有り)
初 速:715m/sec
発射速度:550発/min(最大800発/min、実射250発/minの資料あり)
弾 薬:九九式小銃実包30発


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