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昭和１２年１２月２日に制式採用になった三座機用無線電話機。海軍略称H３。 米軍のテストデータでは「空地連絡用及び指揮用」と明記。 |
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周波数範囲は０．２～０．５メガサイクル及び４．５～１１．２メガサイクル （中短波兼用で中波が０．３～０．５メガサイクル、短波が５～１０メガサイクル） （送信機の入力は１５０ワット） 送信機は水晶制御原振器付き 送信機出力は８ワットと７５ワット 送信機のチューニングはノブ１個とスイッチ２個 放射形式はCW アンテナは固定式 受信機はスーパーヘテロダイン方式でチューニングは２段 感度は低周波１７．５～２４５マイクロボルト、高周波は３．５～１３００マイクロボルト 選択度は６デシベル低下で２～１０キロサイクル 使用真空管はUX８１６、８６５、４７A、UY３９が各１本、 UY３６Aが２本、UY３７Aが５本 寸法は送信機が４７×３５．６×２６．４㎝、受信機が３６．２×２５．４×１９．４㎝ （重量５２㎏） 電源は発電機１基と浮動畜電池１個 通信能力は高度３０４５ｍにて低で８０．５㎞、高で３２１．９㎞ （対地上用途で高度不明で１２９６．４㎞） （全て米軍データで（）内は日本軍データ） |
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搭載機種：九七式艦上攻撃機、天山、九六式陸上攻撃機、一式陸上攻撃機、 九四式水上偵察機、九八式水上偵察機、零式水上偵察機等々 |
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