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| 多座機用で海軍略称はH4。試作中は仮称九六式空四号無線電信機と呼ばれていたが昭和十三年（１９３７年）四月一日に制式採用された。 |
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周波数範囲は０．３～０．５メガサイクル、５．０～１０．０メガサイクル １０．０～１５メガサイクル （送信機は短波専用、最初は５～１０メガサイクル、改修後は５～１５メガサイクル） 送信機は水晶制御原振器付き 送信機出力は約１７５ワット （入力３００ワット、出力１００ワット） 放射形式はCW及び電話 （スクリーン変調による簡易電話付き） アンテナは固定式 受信機はLW（長波）がTRF、SW（短波）がスーパーヘテロダイン式 （受信機は０．３～０．５メガサイクル、５～１５メガサイクルの オールウエーブスーパーヘテロダイン方式） 使用真空管はUX49CとUV816DとUY39Aが各１本、UY36Aが２本 UX47Cが１本、UY37Aが４本 （ＵＸ４７Ｃが１本、ＵＶ８１６Ｄが３本及び変調用ＵＹ５６Ｂが１本） 重量は送信機４４．４５㎏（総重量７３～７６㎏） 電源は発電機１基、通信能力は高度３０４５ｍにて３２１．９㎞ （対地上通達能力が２２２２．４㎞） 用途は空地連絡用 （全て米軍データで（）内は日本軍データ） |
| 搭載機種：九六式陸上攻撃機、一式陸上攻撃機、九七式飛行艇、二式飛行艇等 |
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