昭和１６年計画艦。鶴見において昭和１９年１２月２日竣工、呉防備戦隊に編入。昭和２０年１月１７日第一海上護衛隊に編入され１月２２日より門司〜香港間の船団護衛に従事。昭和２０年４月２１日より対馬海域および日本海方面において船団護衛に従事、同年５月２７日に巨文島沖で空襲を受け大破、修理の為に舞鶴に帰港したがそのまま終戦を迎えた。昭和２０年１１月３０日除籍。後に現地で解体された。

昭和１６年計画艦。鶴見において昭和１９年１０月２１日竣工。呉防備戦隊に編入。同年１１月２６日、第一海上護衛隊に編入され門司、フィリピン、香港、高雄への船団護衛に従事。昭和２０年１月１６日、香港にてアメリカ軍の空襲を受け損傷。修理後、同年３月２６日より対馬海峡方面及び南朝鮮海域への船団護衛を行い佐世保で終戦を迎えた。昭和２０年１１月３０日除籍。同年１２月１日掃海艦に指定、昭和２１年７月２０日に掃海母艦に指定変更。昭和２２年１１月１日指定解除、同年１２月２６日に海運総局に移管、中央気象台定点観測艦となり「新南丸」と命名、昭和２９年１月１日海上保安庁に編入、巡視艇に分類され「つがる」と命名された。昭和４１年６月３日除籍。その後昭和４２〜４３年に日立造船で改造されて石油開発公団ボルネオ開発用の宿泊艦となった。昭和５０年代に解体処分（詳細不明）。

昭和１７年計画艦。鶴見において昭和１９年１０月２３日竣工、呉防備戦隊に編入。同年１１月２５日により第一海上護衛隊に編入され１２月２３日より門司〜シンガポール間の船団護衛に従事。昭和２０年２月２３日、本土に向けての船団護衛中、仏印ホンコーヘ湾外においてアメリカ潜水艦ハンマーヘッド[Hammerhead]の雷撃を受け沈没。同年４月１０日除籍。