海防艦 鵜來型(甲型)
[Ukuru Class ]
[稲木、生野、伊唐]

昭和18年時の海上護衛艦不足の打開の為に設計された量産型航洋護衛艦。本型は強力な対潜水艦能力を持っており、電動式揚爆雷筒で爆雷を自動的に甲板に送りだし18基の投射機等を使って高速に投下する方式など世界でも例をみない機能を持っていた。しかし主機に選定した22号10型ディーゼルエンジンの量産が捗らず艦体構造を簡略化し容易に量産できるようにしたわりには艦自体の生産は捗っていない。

稲木
[Inaki]

写真無し

昭和18,19年計画艦。昭和19年12月26日竣工、呉防備戦隊に編入。昭和20年2月1日第一海上護衛隊に編入され門司〜シンガポールへの船団護衛に従事。同年3月31日、部崎灯台付近で触雷し中破。同年4月末より上海、鎮海方面の船団護衛に従事していた。昭和20年7月より大湊方面で行動、8月9日に八戸港においてアメリカ軍艦載機の攻撃をうけ沈没した。昭和20年9月15日除籍。昭和22年8月〜11月30日浮揚解体。

生野
[Ikino]

昭和17年計画艦。昭和20年7月17日竣工、呉防備戦隊に編入、更に第51戦隊に編入されたが行動せず終戦を迎えた。同年9月15日除籍、12月1日に特別輸送艦に指定された。昭和22年7月29日にソ連に引き渡し。

伊唐
[Ikara]

写真無し

昭和17年計画艦。昭和20年4月30日竣工。呉防備戦隊に編入され、5月5日に第51戦隊編入後、七尾湾にて待機。同年7月30日より船団護衛に従事したが8月1日七尾湾口にて触雷し七尾で係留されたまま終戦を迎えた。同年11月30日に除籍。船体は秋田県内漁港の防波堤となっている。

基準排水量 940トン
全   長 78.77m
     9.1m
吃   水 3.06m
主   機 艦本式22号10型 ディーゼル機関×2(2軸、4200馬力)
乗   員 150名
速   力 19.5ノット
兵   装 12cm連装高角砲1基、同単装高角砲1基、25mm連装機銃2基、94式爆雷
      投射機2基、3式爆雷装填機2基、8cm迫撃砲1基、爆雷投射機他、22号電波
      探信機、13号電波探信機、93式水中探信機または3式中探信機等装備、2式
      爆雷または95式爆雷120個、等々。
備   考 爆雷兵装以外は日振型とほぼ同じ。


[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?! Click Here! 自宅で仕事がしたい人必見! Click Here!]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。 ]


FC2 キャッシング 出会い 無料アクセス解析