曲射銃身 P型

Vorsatz P

1941年にラインメタル社が試射用曲射大型機銃銃身を開発、1943年にハーネル社がKar98kとMP38/40用の市街戦用曲射銃身を試作。これをきっかけに両社は共同研究を始め、最初にKar98k用の曲射15°銃身を製作、次いで30°の銃身が製作された。試験の結果、弾丸の変形や命中精度の低下、装置の取り付け部の射撃時のゆるみなど多くの問題点が表れた。次に開発されたのはMG34用銃身であったが、これも発射速度や弾丸全長の観点から断念された。この時期にMP43が実用化され、しかも弾頭が全体的に短い為曲射銃に最適であることが分かったことから、さっそくMP43専用アタッチメントが開発され実戦実験が行われた。そしてこの結果から90°の曲射銃身が制式化された。この曲射銃身アダプタは、主として機甲師団の車両搭載用として使用されている。
MP43専用

曲射銃身 V型

Vorsatz V

写真無し(no photograph)
ハーネル社とラインメタル社の共同研究による初期作品でMP38/40、Kar98k、MP43用の曲射銃身アタッチメント。このタイプで初めて照準プリズム下部にプリズム特有の乱反射を防ぐ、カットサンシェードと呼ばれる三角の装置が付いた。
MP38/40、Kar98k、MP43用。試作のみ。

曲射銃身 J型

Vorsatz J

Vorsatz Pはある程度の成果を上げたが、銃身取り付け部分が射撃のショックで緩んだり破損することも多く、またMP43/1のみの使用では困ることも多くなった。このため取り付け部を銃榴弾発射器と同じ構造のL型金具と蝶番止による形式に変え、弾丸の変形の少ない30°銃身に戻したものが作られた。また射撃時の安定を高める為、木製の安定装置具や照準用としてプリズム利用による曲射照準装置(視野角12度、1.5倍率)が銃口に取り付けられた。銃は主としてMP44で使用。また車両用以外に市街戦用、塹壕戦用にも少数使用された。なおヤクトティーガー(「ドイツ軍の兵器27-1」参照)などの砲塔部には専用の射撃ポートが付いている。
MP44専用。

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