ザイン ヴィトゲンスタイン少佐
Major Heinrich Prinz zu Sayn-Wittgenstein

夜間戦闘機隊にいた2人の王族エース(もう1人はリッペ ヴァイセンフェルト少佐、夜間スコア51機)の1人で古いプロイセン貴族を思わせる人柄であったという。1916年デンマークのコペンハーゲンに生まれ、1940年には爆撃機のパイロットとしてバトルオブブリテンに参加。出撃数が150回に達すると志願して夜間戦闘機隊に移りNJG2の中隊長となった。1942年3月2日に初撃墜を記録した後は急速にスコアを延ばし年末までに24機に達した。その後、新編成のNJG5第IV大隊を率い東部戦線で更に29機を撃墜。ドイツに戻ってからも活躍は続き1夜に7機、6機を落とし当時トップのレントを抜いてトップに踊りでた。1944年1月にNJG4の司令官となったが、同年5月21日にイギリス空軍のモスキート夜間戦闘機に背後から撃たれ戦死した。総撃墜数83機。


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